世界中のロータリークラブが、大きな変革の時期を迎えています。職業人の集まりとして、職業奉仕の理念で始まったロータリークラブも、グローバリゼーションの潮流の中、その柁を人道支援に重点を置いた国際奉仕に大きく切ろうとしています。また同時進行的に、今までのような、画一的なロータリー感の押しつけではなく、クラブ自治権と言う名の下に、それぞれのクラブが独自に判断し、考え、発展していく自由が与えられました。それは個々のクラブが負うべき責任も重くなったことを意味しています。
そんな中、私共、鈴鹿シティロータリークラブは、記念すべき創立20周年の節目を迎えます。国際ロータリーのテーマである「変化をもたらす」・・・そして、田山ガバナーの掲げる「10年後の未来を創造しよう」とは、まさしく、今の鈴鹿シティロータリークラブにとって必要不可欠な課題です。未来を予測する事はとても難しいが、未来を創造する事は、先達の経験と、今を託された我々の努力により「実現可能な夢」として必ずや描く事が出来ます。今こそ、皆の想いを集めて、鈴鹿シティロータリークラブとしてのアイデンティティを再構築しましょう。
歴史の中で培われた知恵を、現在や未来に生かすレストレーションを成すべき時だと確信しています。最後となりますが、初心を忘れず、何事も感謝の気持ちから始めます。日本古来の教えである「和をもって貴しとなす」を具現化すべく、常に「4つのテスト」を実践し、「感謝」の輪を広め、「和」をもって、明るく・楽しいクラブ運営を心がけていきます。何卒、皆様のご協力を、宜しくお願い致します。