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ご挨拶




鈴鹿シティロータリークラブ 会長
杉本 弘次

 この度、私共鈴鹿シティロータリークラブが、創立10周年を迎えるにあたり、会員を代表して、一言ご挨拶申し上げます。
 1997年の創立以来、鈴鹿・亀山分区の『やんちゃ坊主』も無事に10歳の誕生日を迎えることができました。これもひとえに皆様方の格別の御理解と御協力の賜物と感謝申し上げますとともに、創立10周年記念式典には、公私とも御多用にもかかわらず、多数の皆様に御臨席いただき、身に余る御言葉を頂戴しましたことを重ねて厚く御礼申し上げます。
 創立10周年を迎えるに当たり、私たちは『温故知新』という故事をテーマとして掲げました。今さら申すまでもございませんが、『温故知新』(ふるきをたずねて、新しきを知れば、もって師となるべし)とは、論語の出典によるもので、孔子が弟子たちに師となる条件として先人の学問や思想を研究し、そこから新しい知識や見解を見出すように述べた言葉です。故きを温ねて(ふるきをたずねて)とは、ロータリーの先人達が築いてきた100年以上にわたる歴史に学ぶことであり、私たちの10年間にわたる奉仕活動の軌跡を検証することです。そして、新しきを知る(あたらしきをしる)とは、現代社会において真に必要な『奉仕の理想』とは何かを探求し、その答えを見出すことではないかと思います。そして私たちロータリアンは、師、すなわち現代社会をより良い社会に導くリーダーになるべく、努力を続けてゆくべきだと思います。
 幸いにも私たちロータリアンには、先人が与えてくれた『四つのテスト』という行動規範があります。1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。
 今年度、私たちは、この『四つのテスト』という故きを温ね、各会員の自宅や事業所にあらためて『四つのテスト』を掲げることから活動を始めました。
 そして国内外における記念事業に取り組み、素晴らしい成果をあげることができました。
 これからも私たち鈴鹿シティロータリークラブ会員は、『奉仕の理想』という新しきを知り、世の中の師となるべく努めてまいる覚悟でございますので、思春期を迎える『やんちゃ坊主』を今後とも温かく見守っていただきますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。