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2007-08年度 国際ロータリー 会長 祝辞




2007-08年度
国際ロータリー 会長
ウィルフリッドJ.
ウィルキンソン 様

 貴クラブが10周年を迎えられますことを心よりお祝い申し上げます。
 10年前、地域社会への奉仕というロータリーの理想が尊く確かなものであると感じた貴クラブの創立会員が、鈴鹿市にロータリー・クラブの礎を築かれました。貴クラブは、親睦と奉仕を通じて世界にはこびる苦しみを和らげたいと願う人々が集まった素晴らしい組織の一員です。「ロータリーは分かちあいの心」を実践しながら、思いやり、時間、資源を人々と共有するのがロータリーです。
 貴クラブが将来に目を向けられるにあたり私からお願い申し上げたいのは、ロータリーを存続させるためには、ロータリーを分かちあう必要があるということです。新会員がいなければ、ロータリーは数十年のうちに消滅してしまいます。そしてロータリーなくしては、私たちの地域社会が持つニーズの多くを満たすことができません。つきましては、ロータリーを愛する皆さんに、ロータリーにふさわしい人々をクラブへ入会するような誘い、その愛を分かちあい、ともに奉仕していただけるようここにお願いする次第です。これはロータリーの奉仕の第二世紀を確実なものにするために皆さんができる最も重要なことです。
 貴クラブの歴史における重要な節目を祝うと同時に、奉仕がロータリーの心であることをどうか思い出してください。私たちは奉仕を通じ「ロータリーは分かちあいの心」を持って、救いを求める世界中の地域社会の人々と、ロータリーの力と資源を共有します。奉仕は、ロータリーの真の魔力なのです。
 今年度、ロータリーの親睦の輪に新会員を迎え、「超我の奉仕」を実践し、ぜひ一緒にロータリーを分かちあいましょう。